事務員の中で夜間学校へ通っていた職員が仕事中にやってきて、その事務員とはあまり仕事上接点もなく会話もなかったのだが、学校の宿題で電子メールを先生に送るように宿題として出されたという。そこで私に協力を要請しにきた。その時はただ言われんままのメッセージを書いて送ってあげただけで忘れていた。数日後職員がまたやってきて嬉しいそうな顔で、先生から自分が一番メールが届いたとほめられたとして有難う!と感謝された。
その時の韓国社会は、情報発信や情報検索について盛んに報道また放送されたいた。テレビでは情報検索を競う番組があって、大学生たちが出演し番組から出されるキーワードに対してどっちがそれに近い情報を検索するか競う番組を観て、どうやって検索するんだろうと疑問に思ったりした。知ってみれば簡単なことであったが知らないことには難しいことであった。
ウェブサイトを利用したビジネス利用で情報発信も盛んに取り上げられたけど、個人により情報提供サービスで収益を上げることも可能だとして多くの会社員が挑戦したとの記事も良く見かけた。そんな中でこんな成功した事例があったのを今も覚えている。韓国では今もそうであるが、当時も不動産売買が盛んに行わられ個人や会社の大きな収益源になった。それが社会問題になったこともあった。そんな中で不動産の情報は多くの人たちに重要な関心事であった。ある不動産情報を扱う専門雑誌会社にAさんと言う女性記者が多くの読者から寄せてくる質問に耐えに耐えきれずその質問をまとめてウェブに公開しておいたと言う。それで問い合わせは減った反面ネットに公開した内容を参考する読者が増えるようようになり読者に対応する時間が軽減され助かったという。その時、国内のネットの情報提供に対する法律が変わり、情報を利用する時に課金されるようになったという。それでそのA記者は思わぬ収益を手に入れることになり経済的にとても助かったと感想を述べていた。課金制度は、その前は情報を提供する会社が自ら徴集しなければいけなかった。そこで利用者との間で多くの未払いトラブルが生じ情報提供会社は大きな打撃を受けたとの話を聞いた中でA記者のように幸運をつかんだ人も少なからずいたのも事実であった。