ライター:韓政錫(ジャーナルリスト)

ビルマのミッチーナで連合軍の捕虜となった朝鮮人慰安婦

米国が日本の従軍慰安婦について認識している公式的な集団記憶は’性奴隷(sex slave)’であった。間違いない。
これは、米軍が南シナ海で日本軍を征服してそこの慰安婦たちとの募集ブローカー、軍幹部を尋問して記録した内容が公式報告書だからだ。

ここには朝鮮慰安婦じゃなくても日本内地と東南アジア、中国から来た慰安婦たちもいたが、彼らは一様に’望んで来たのではない’と証言した。 実は、このような所の「移動型従軍慰安所」には皆行こうとしなかったためだ。
さらに、募集担当者も軍の指導と割り当て、強制的な割り当てと運行の便宜があったことを証言した。

この調査記録が米国の従軍慰安婦に対する公式的な認識だ。
当然、米国の慰安婦の立場は売春ではなく、性奴隷であるしかない。
日本内地の基地村、遊郭の形の慰安所元慰安婦たちに対して米国は調査しなかった。

日本は米国の調査報告書をもとに、慰安婦のインタビューなどを通じた深層調査を実施し、これを河野談話で発表して従軍慰安婦たちの’自発的意思に反する’人権侵害に日本軍や官憲らの責任があることを認めた。 これとして日本にアジア平和基金という慰安婦賠償金が設けられたことだ。

私たち保守の慰安婦研究は日本から慰安所慰安婦とこのような移動型従軍慰安所慰安婦の事情と状況を区別して研究しなければならなかった。
慰安婦問題が左右対決意識に基づいた研究と、学際的にはアカデミズムが不足していなかった考えられる。
自由主義後学の中に、この問題により進化した研究が出てくることを期待する。

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