「コロナ禍による距離保ち」が全面解除され、大学キャンパスに春の祭りが3年ぶりに開催されるようになった。 大学ごとに「大同祭」が続々と開かれているが、大学の間に「芸能人渉外競争」が激化になり芸能人出演料も急騰しているという。 祭りを準備する大学生たちは「祭りの雰囲気を盛り上げようと人気芸能人公演を推進しているが、出演料が上がりすぎ」と話した。

22日現在、ソウル大と成均館大などはすでに祝祭を終えており、漢陽大·慶熙大などが今月末に祭りを控えている。 まだ祭り準備が真っ最中の全国各大学の「祭り準備委員会」の相当数が「芸能人渉外戦」に乗り出した状態だという。

歌手”サイ”の所属事務所であるピネーション広報関係者は「ほとんどの大学から”サイ”渉外要請が入ってきているが、日程が多くて全て行けない」として「ゼシとヒョナなど他の歌手を含めれば最近入ってきた渉外要請は数十件」になると話した。

5人組アイドルグループである「アイドル」の所属事務所であるキューブエンターテインメント関係者も「渉外熱気が新型コロナウイルス感染症の前に比べてさらに高い」として「問い合わせが引き続き入ってきて日程を調整している」と話した。 大邱で芸能人渉外代行会社を運営するキム·ミンウクさん(45)は「渉外したい芸能人日程を考慮して祝祭日を変える大学もある」と話した。

「渉外競争」が激しくなったせいか芸能人のギャラ―も一緒に跳ね上がっている。

ソウルのある私立大の「祝祭準備委員会」関係者は「総学生会予算はコロナ以前と同じだが、最もギャラ―が高い芸能人の20分公演価格がコロナ前4000万ウォンから最近5000万ウォンに上がった」として「1.5倍跳ね上がった芸能人もいる」と話した。 彼は「渉外をしながら『大型私立大なのに他の大学より少なくしてくれるのか』という話を聞いた」とも話した。

地方のある国立大学総学生会関係者は「芸能人A氏の公演を準備してほしいという学生たちの要請が多く、学生会が交渉に出たが金額を継続的に引き上げた」とし、「結局渉外はしたが、負担になる金額だった」と話した。 光州教育大学のパク·ナムギ教授は「新型コロナウイルス感染症で止まった大学行事が再び開かれ、大学社会に活気が漂うのは肯定的」としながらも「短い公演に数千万ウォンを支出しただけの効用があるかは悩んでみなければならない」と話した。

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