北朝鮮が日本の再侵略を憂慮す!😅

朝鮮中央通信より
日帝侵略史の犯罪的所産―「日本海」の表記 朝鮮中央通信社論評

【平壌8月7日発朝鮮中央通信】朝鮮民族の神聖な領土、領海に対する日本の貪欲非道な振る舞いが、世人を愚弄している。

先日、東京オリンピック組織委員会は独島を自国の「領土」に、朝鮮東海を「日本海」に表記した地図をホームページに公然と掲載した。

これについて内閣官房長官は、「竹島」に対する日本の領有権と「日本海」で日本が占める地位を考慮したと図々しく「正当化」した。

平和の象徴であるオリンピックまで自国の破廉恥な領土強奪野望の実現に悪用する日本の卑劣さは実に、想像を絶する。

日本が歴史的、地理的、国際法的に不当極まりない「独島領有権」主張と「日本海」表記をそれほどしつこく固執するのは決して、朝鮮半島と大陸再侵略を狙った地政学的野望にのみ起因したものではない。

これは、過去、日帝が朝鮮で働いた希世の罪悪を正当化し、「領土紛争」の外皮の下で国際世論を混乱させて被害者のように見せつけようとする破廉恥な侵略史わい曲策動の一環である。

「日本海」表記問題だけを見ても、これには日帝に踏みにじられたわが民族の骨身にしみる歴史があり、必ず清算されるべき血なまぐさい罪悪が宿っている。

周知のごとく、朝鮮東海の名称は他国より先に東海を開拓したわが先祖が初めて命名し、長い歳月使ってきたし、世人に広く利用されてきた公認された地名である。

わが国の古典文献である「三国史記」には、東海の名称がB.C.59年から使用され始めたと叙述されており、414年に建てられた広開土王陵碑にもその名称が記されている。

「日本」という国号自体がA.D.7世紀になって生じたという事実からして、わが国の東の海が朝鮮海、朝鮮東海にならなければならないというのはあまりにも明白である。

世界の国々の古い地理文献と地図はもちろん、日本で編さんされた「アジア全図」(1794年)、「大日本四神図」(1872年)など、多くの地図と図書にも朝鮮半島と日本列島の間の海が「朝鮮海」「東海」と表記されている。

大陸と半島を基準にして海名を表記する大陸地名優位の国際慣例に従っても、東海の名称は朝鮮半島の東に位置した海という意味からも正当である。

名実ともに、朝鮮の海である「朝鮮海」「朝鮮東海」が「日本海」にわい曲、表記され始めたのは、日帝が1905年に「乙巳5条約」をねつ造してわが国を占領した時からである。

自国内の地図で「朝鮮海」の表記を「日本海」にわい曲し、1929年には宗主国の地位を悪用して国際水路機関(IHO)に朝鮮東海を「日本海」に登録する白昼強盗さながらの行為をはばかることなく強行した。

歴史的事実は、「日本海」の名称が日帝の血なまぐさい植民地支配の歴史が凝結された犯罪的な地名であり、軍国主義的膨脹政策の所産、帝国主義侵略の代名詞であることをはっきりと示している。

日帝の敗北と共に廃棄されて当然の植民地時代の遺物である不法無法の「日本海」表記が90年の歳月が流れたこんにちまで公然と存在しているのは、正義の国際社会の恥だと言わざるを得ない。

全同胞と国際社会は、民族の尊厳と主権、世界の正義と良心をかけて日本反動層の不当な「独島領有権」主張と「日本海」表記を粉砕しなければならない。---