韓国の南部港都市釜山からソウルへ行く道は昔から鉄道や高速道路で繋がっていたけど、釜山から真上の北へ行く道は道路しかなく鉄道はなかった。以前釜山から故郷へ行くときにはバスを利用して行き来したけど幼い時には鉄道もあったらいいのにと思っていた。それが今般釜山から江陵市を鉄道で繋ぐ工事が始まって2022年度に終わる予定だと言う。こうなると一つの楽しみが増えることになる。そういえば、来日してから釜山から故郷へ行くときに以前と比べて道路が立派な高速道路へ変わっていたけどすぐ横に工事が行われていたので何だろうと疑問に思っていた。それが鉄道建設工事であるとは。

今回の浦項から三陟市(サムチョク)を繋ぐ鉄道工事が完了すると、釜山→蔚山市(ウルサン)→慶州→浦項(ポハン)→盈徳(ヨンドク)→蔚珍(ウルチン)→三陟(サムチョク)→江陵(カンヌン)まで鉄道旅が実現できることになる。この鉄道線でいく旅の一番の見どころは何言っても日本海(東海)が広まるパノラマの幻想的な風景を楽しむことであろう。勿論途中で味わえる海の幸の料理は付随的なものであることは間違いない。
その時を待つ!

ハンキョレ
url:http://www.hani.co.kr/arti/area/gangwon/902787.html