韓国電池メーカー同士の争い、影響はEV以外にも
ライター:白川司
韓国の代表的な財閥はサムスンからLGに移行しつつある。なにしろサムスンは韓国政府と左翼の目の敵にされていて、国内で足元をすくわれている。
そのLGだが、子会社のLG化学がSKグループのSKイノベーションから電池技術を盗まれたと、ワシントンにあるアメリカ国際貿易委員会(ITC)で激しい争いを展開している。LG化学の企業秘密をSKイノベーションが盗み、フォルクスワーゲンのEV車に使う電池の大型契約をとり、窃取の証拠を隠したと主張している。
SKはもともと札付きの悪が創業者で、SKハイエナックス、じゃなかった、SKハイニックスが東芝のメモリ技術を盗ませて(情報を盗んだ東芝元社員は逮捕)、大きくなった。
自分のところで潰し合うなら、まあいいかという気持ちもあるが、ついに韓国企業同士でトップ争いするレベルまできたのか、という、焦りみたいなものも感じる。
技術は開発以上に守ることが大切。両輪があっての技術だ。長年かけて作り上げた技術も、盗まれるのは一瞬。技術を守れない企業は、先達たちの努力を蔑ろにする愚か者だ。
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