ライター:崔榮黙(メディアトラジ管理者)

呉善花先生(あのくらいのレベル先生なんて)の”スカート暴風”にラムザイヤーの論文に慕うこの部流の人たちはどうしたんだろうと首を傾げたくなるくらい。慰安婦問題に於いてそれほど悔いになっていた強制連行だった主張に対して、そうではなかったと疑惑を払ってくれた論文の割には本代が安すぎではないかと思わないのか。(880円なんて)2週間前に脱北者の手記だって1,500円で買ったことに比べると。
安ぽい本を売り出して慰安婦は強制では無くみんな契約していたと言ってくれたんだから、何万円の価値があるんじゃないかと思うのだが。
そもそも慰安.婦の問題は日本の為でもなく、経験者たちの為でも静かにしておく問題であったが。
人の行為には公共性と私的性がある。勿論、公共性は公に出来る事案で私的性は公に出来る事案と出来ない事案がある。出来ないのが個人の私生活。その中の一つが売春で食っていく職業とも言えぬ職業であろう。戦時中の慰安.婦たちはお国の為に売春行為をしたんだろうか。いや、己の考えでは絶対そうではないと思う。
表面的には当時の指導部からそう言われて、どうせやるならそう思ってやったかも知れないが、しなくてもよかったら誰がそんなことをやって生計を立てようとするわけ。
お国の為に戦場にまで女性の性を利用した行為も悪質であるがお国の為にに性を提供するよう求めた人は、そんなにお国の為の尊いな行為なら何故家族や身内にまで進めなかったんだろう。今、考えてみるとそういう人たちはお国の為だから家族や身内に進めた事例があったんだろうか。
無ければ、それほどお国の為なのに何故手本を見せなかったんだろう。自分が知っている限り慰安.婦になっていた人たちの殆どが貧困や就業詐欺であったと聞いている。
勿論、慰安婦や戦場で命を落として散った若い若い犠牲者はその時代の犠牲者でもあるが、当時の偽善者たちによる犠牲者でもあると思う。
何故、そうなのか。左派の主張は偏り過ぎてあてにならんと思うなら、保守論客である山本七平先生の本に書いてある事例を挙げると。
戦時中、それほどお国の為に、天皇陛下の為にと散々部下たちに攻めておいて、いざ戦争が終わると自己責任回避、その後もどうすれば責任は負わず権利だけを保てるかを考えていたという。
そんな組織は組織が組織として技能しているうちは維持できるけど、その組織の技能が崩れた途端崩壊してしまう。
どの時代でも弱いものが先に犠牲になることは決まっている。どうすればそんなひどい目に遭わず住むが、今後の課題であろう。
山本七平著”なぜ日本は破るれるか”
山本七平著”なぜ日本は敗れるか””