ジュネーブ国連本部の「軍艦島の真実」シンポジウムに参加した李宇衍落星台経済研究所研究員

7月2日、国連本部の「軍艦島の真実」シンポジウムで登壇した李宇衍(イ・ウヨン)研究員は、登壇で「奴隷のような”強制連行”はなかった」と主張しました。
しかし、韓国のマスコミは”強制連行”と”強制徴用”が区別できず、「李研究員が強制徴用は無かったと主張している」と報じ、事実と異なる記述をしました。

以下は、2019年7月2日 韓国メディアウォッチの記事を日本語訳したものです。

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スイス・ジュネーブの国連本部の「軍艦島の真実」シンポジウムに参加している李宇衍(イ・ウヨン)落星台経済研究所研究員がシンポジウムと関連し、韓国マスコミの報道態度を強く批判した。

李研究員は2日付で自分のフェイスブックの書き込みを通じて、日本植民地時代に徴用問題と関連して韓国のマスコミが自分の学問的立場すら把握できず、報道をしている事例としてSBSのあるインターネットの記事を提示した。

同内容の連合ニュース記事を、タイトルまでそのまま引用した同記事は、「韓国の保守性向の研究者、日・極右討論会<強制徴用はない>」というタイトルで、李研究員に対し、まるで当時、徴用自体が存在しないと主張するような人物であるかのように表現した。

李宇衍研究員は「悪意か!国語ができないのか!」と指摘し、「(私は以前に)1944年9月から6ヵ月間の徴用が実施されたと言ったが、何が<強制徴用は無かった>と主張か」と反問した。

李研究員は「(日帝時代にあった)徴用は強制だ。 応じなければ、100円以下の罰金や1年以内の懲役に罰せられた」と説明した。

続いて李研究員は自分の立場をはっきりと明らかにした。 李研究員は「私が主張するのは『強制連行はなかった』ということだ」とし
「徴用前は個人の同意なしに朝鮮人を日本に連れて行ったことがなく、徴用の時も定められた法律的手続きがあったということだ。 奴隷のように強制連行することはなかった」と述べた。

最後に、李研究員は「デマに法的対応をしましょうか?」と聞き、自分の立場を曲解する韓国メディアに対して法的対応も辞さない構えを示した。

出典:2019年7月2日 韓国メディアウォッチ

http://mediawatch.kr/news/article.html?no=254076&fbclid=IwAR3Sm_flWJAsNXBSMlB2H__JlclM4AWNfT8fHn4x_1sGr0mOem38-Bbz79A