https://youtu.be/_e2GJ5A6Cnk

慰安婦問題というものを考える際、マスコミが流すニュースや記事だけを参考にしてしまうと、公娼制や慰安婦についての時代背景や歴史的変遷について無理解なまま、日韓対立の煽動が印象に残るのみです。

また、性的な文化・風習・制度については、教科書でも深く掘り下げて扱われないため、この問題に関心の無い人にとっては、予備知識も皆無に等しいです。

「日韓併合前後の性風俗や制度」というものを客観的に学術的に理解することが、「日韓併合・日本統治時代」そして「慰安婦問題」を俯瞰的・根本的に把握することに繋がると考えます。

『前近代では、多様な形態の売春が行われていたのが、近代国家になるにつれ、公娼制の形態に、国家が直接管理し始めました。
近代公娼制の3つの基本要件は、まず、娼婦達を必ず登録させること、2番目は、性病検診を義務化すること、3番目は営業区域を一か所に集中させることです。諸国の公娼制は、大体このような要件を備えていました。

『初期には、日本人の遊郭と娼妓が中心の移植売春業であったのが、その後の1930年代以降、韓国人の遊郭と韓国人の娼妓が増えるにつれ、徐々に韓国人が主体となる、韓国人が多衆として参加する商業的売春業に変わって行ったということができます。』

『1916年、朝鮮総督府が全国的に公娼制を施行した、ちょうどその年に朝鮮軍が創設されます。この朝鮮軍制度が創設されるその年に、時期を合わせて、朝鮮の公娼制が施行されたのであります。

『妓生制と公娼制、そして後で成立する軍慰安所制度は、本質的属性が変わらないまま、制度的形式のみが変わる中、ずっと歴史的に続いていきました。』

『植民地開発と共に、所得水準が高くなった朝鮮人男性も徐々に日本人専用の商業的売春に参加し始めたのです。そこで大衆的な売春社会が始まりました。こういう大衆的な売春社会が発達を続け、こんにちの韓国において、大規模で大衆的な売春産業として繁盛するようになるのであります。こういう時代的流れは、日本でも同様であります。』

『こういう歴史的な流れ、つまり、身分的性支配から商業的性売春へ、商業的性売春と言っても、最初は少数日本人だけのための、特権的な商業的売春であったのが、以降、朝鮮人も参加する大衆的売春へと、大きな流れの中で作られていったのです。』

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