7月の新規10万人を含む50万人申請…史上最高値、今年に入って5回目に更新
10月からの支給水準は平均賃金の50%->60%に引き上げる…●支給額はさらに増える模様
●不正受給者も急増…3年間3回以上受けた人、今年5月まで1万8636人

失業手当の支出に歯止めがかからない。 12日、雇用労働部が発表したこの7月の失業手当の支給額は7589億ウォンと、史上最大を記録した。 失業手当は今年に入って2月と6月を除いて毎月最高額を塗り替えている。

7月一人当たりの平均失業手当の支給額は151万9000ウォンで史上最高である。 失業手当を受け取った失業者らは50万人に達しだ。 6月を除外すると、昨年3月からずっと50万人を超えている。

新規失業手当の申請者が10万1000人で4ヵ月ぶりに10万人を再び越えた。 昨年7月に比べ7000人増えた。 卸売業・小売業1300人、宿泊および飲食業1100人など最低賃金の引き上げの被害が大きかった業種で特に多かった。

7月の雇用保険の新規加入者は一万7000人増えた。 コンビニなどを中心にサービス業で最も増加した。 政府が,最低賃金の引き上げで苦しんでいる零細自営業者に支援金を支給し,雇用保険の加入を強制したためと分析される。

最低賃金の引き上げとともに、一人当たりの失業手当の支給額も上昇した。 失業手当は、最低賃金の90%以上に策定される。 今年の最低賃金を基準に失業手当を受けているこれらの割合が高くなり、7月の失業手当支給額が歴代最大を記録した。

政府は10月から失業手当の支給水準を平均賃金の50%から60%に高めて、支給期間も90~240日から120~270日に延長する予定であるため、失業手当の支給額はさらに大幅増えるものとみられる。

一方,不正受給者も急増している。 雇用労働部がイムイジャ自由韓国党議員に提出した資料によると、最後の受給期間満了日を基準に直前3年間失業手当を3回以上受けた人は今年に入って5月まで1万8636人と集計された。 このような趨勢なら、今年の数値は昨年の数値の3万2308人を大きく上回る見込みだ。

最近、3年間失業手当を3回以上受けたというのは▲一つの職場で180日以上勤務し、▲’非自発的’で解雇された者、▲積極的に再就労活動を展開する過程を最小1年に一度ずつ繰り返したという話だ。 専門家らはこのうち一部は自発的退社だったと推定した。 非自発的退社のようにすれば休みながら最小90日間、最大月150万ウォンもらえることができるからだ。

キムミンチャン記者mkim@pennmike.com

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