「反日に反対する新しい流れ」韓国国内で起きている内戦を、少しずつ報じ始めた日本のテレビ

◆韓国でずっと前から起きている自由民主主義vs従北・共産・全体主義という内戦

日本の大手マスコミがやっと「韓国国内で今何が起きているのか」を、少しずつですが報道し始めています。「マスコミが隠しきれないような異変・動きが韓国国内で起きている」マスコミがそう認めざる得ないほど、その異変・動きは大きくなっています。

このところ日本の主要マスメディア(新聞・ネット記事・報道番組・ワイドショーなど)では、李承晩TVの存在、李承晩学堂の発刊した『反日種族主義』が韓国でベストセラーになっていること、また『反日種族主義』執筆者でもあり、7月に国連で「軍艦島と朝鮮人労働者の真実」を発信した李宇衍(イ・ウヨン)研究委員(落星垈経済研究所研究委員)のインタビューなどが度々報じられています。

そんな中、8月18日朝の報道番組「日曜報道 THE PRIME」内で、韓国・大田(テジョン)で開かれた「徴用労働者像設置に反対する集会」をTHE PRIME番組キャスターが取材した様子が流れました。

8月13日韓国大田(テジョン)での「銅像設置に反対する集会」 PHOTO by 韓国人権ニュース(한국인권뉴스)サイト

日本の地上波テレビ放送で、韓国の「慰安婦像・労働者像に反対するデモ集会」が映し出されるのは、私が覚えている限りではこれが初めてではないかと思います。(もしそうでないとしたら、ご指摘ください)

「日曜報道 THE PRIME」番組内で映された銅像反対集会取材の様子。拡声器を持っているのは韓国人権ニュースの崔徳孝(チェ・ドクヒョ)代表。

8月13日に民主労総大田(テジョン)本部などが、少女像のすぐ隣に戦時労働者像(いわゆる徴用工像)を設置するにあたり、大田ボラメ公園で労働者像除幕式を行いました。
まさにその真横で「銅像設置に反対する集会」が開かれ、集会参加メンバーは銅像設置反対及び徴用工像の歴史歪曲を訴え、歴史的事実を一人でも多くの国民に広めるべく広報活動をしました。

番組内で映された、李宇衍(イ・ウヨン)落星垈経済研究所研究委員へのインビューの様子。

この銅像設置に反対する集会は、「反日民族主義に反対する会」「慰安婦と労務動員労働者の銅像設置に反対する会」などの市民団体が主催したものです。
なお、銅像設置に反対する集会はこれまでソウルや釜山でも開かれ、集会には日韓のマスコミが多く集まり、産経新聞やFNNネット記事などでもその様子が報じられ、日本のネットニュースやSNSなどで拡散されました。

7月2日国連本部の「軍艦島の真実」シンポジウムで登壇した李宇衍(イ・ウヨン)研究員。国連人権理事会での様子。

また、8月18日「日曜報道 THE PRIME」の中で、李宇衍研究委員のインタビューや「戦時朝鮮人労働者の真実」を国連で語る様子、李承晩学堂が発刊した『反日種族主義』が書店に並んでいる様子なども紹介されました。

李承晩学堂が発刊し、多くの書店でベストセラーになっている『反日種族主義』が韓国書店で並ぶ様子。

日本の主要マスメディアは、韓国国内の「反日的な世論・市民運動、一部の過激な反日パフォーマンス」ばかりをピックアップし、繰り返しそれを報道してきました。それは偏向的な報道であり、世論誘導とも言えるのではないでしょうか?

もしも韓国で反日的世論が多数を占めているのだとしたら、反日的歴史歪曲を指摘・批判した『反日種族主義』という書籍が、どうしてベストセラーになるでしょうか?
『反日種族主義』出版記念イベントが大盛況なのはなぜでしょう?そのイベントで『反日種族主義』執筆者である李栄薫李承晩学堂代表のサインを求める人々の行列ができるのもなぜでしょうか?

そしてどういうわけか、既存のマスコミ、反日的な政界人や活動家・市民団体から、『反日種族主義』執筆陣は不当に攻撃を受けたり圧力をかけられています。

また日本と同じように、地上波や大手マスコミが報じないニュースを扱うネット番組やネットメディアが、韓国でも非常に人気であることです。

自由民主主義vs反日左派・共産主義という構図で、韓国国内ではずっと戦いが続いているのです。まだ氷山の一角ですが、ようやく日本のマスコミが徐々に伝えはじめています。

 

※参考記事 『韓国人権ニュース(한국인권뉴스)』2019年8月13日記事

http://www.k-hnews.com/?fbclid=IwAR3uxefZrFNU_AjeEVqUzk70FSaaBENbcDneINOhqzP0JbTtkZvGK0QEjt0

 

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