中国メディアの環球時報は27日、反日感情が高まる韓国で書籍『反日種族主義』が売り上げを伸ばしていることについて、「韓国人が焦っている」と伝えた。

韓国では現在、書籍『反日種族主義』が2週連続でベストセラーになっている。同著は李栄薫(イ・ヨンフン)教授ら6人が執筆した。韓国の危機の根源は「反日種族主義」にあるとする内容で、今年7月上旬に刊行されると、韓国大手書店で2週(8月7~20日)連続で1位を記録。すでに10万冊以上が売れているという。

韓国紙・韓国日報は、書籍『反日種族主義』について「韓国社会に反日や仇日の感情がまん延しやすい原因が、韓国社会がこれまで日本による植民統治の歴史を歪曲(わいきょく)してきたことにあると指摘。韓国人は『親日は悪、反日は善』という全く根拠のない世界観に洗脳されたと主張している。また、同著には慰安婦や徴用工の問題について、日本軍による強制性を否定する内容が記されている」などと紹介した。

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