ライター:黒田福美(女優)

9月26日、アルカディア市谷で、下記のようなイベントにお招きにあずかりました。
兵士として、軍属として日本国のために散っていった朝鮮人青年を弔うための「帰郷祈願碑」建立の道程で、当時日本国軍人であった方々にお目にかかる機会があまたありました。
そんな方々のお言葉やちょっとしたしぐさのなかに、日本国軍人として生きた片鱗を色濃く感じたものです。

この度は、そのことにスポットを当ててお話を進めさせていただこうかと思っています。

帰郷祈願碑、重陽節の法要を10月7日に控えておりますが、今年はいつになく多くの方にお参りいただけそうです
過ぎ越してきた10年というのは、やはり一つの節目でもあったようにも思えます。
そして新たな10年に向かって、民族は違えども日本国のために戦ってくれた彼らの尊い犠牲に感謝し、いずれ同胞の理解と労いを受ける日まで、お弔いを続けて参りたいと思うのです。