70年代半ば韓国にて、その時は田舎の小学生の低学年ころだった。テレビも普及してないときに外とつながるのはラジオのみ。その時楽しく聞いていたのがラジオドラマである”金サッカ”だった。金サッカは朝鮮時代を生きた天才詩人とも言われた不運児だつた。ラジオのドラマでは全国を放浪しながら社会問題点を取り上げ最後にそれに関連する詩を謳って嘆く、時には笑うそんな番組だっあ。殆どの内容は忘れたけど、北朝鮮の化粧品記事を読んでその時の内容を思い出した。不思議に!
内容は、北朝鮮が化粧品を作って多分在日出身の女性にテストして塗ってみるよう勧めて、その女性が塗ってみたところ、それはまともな化粧品ではなく油の塊だったとの内容だった。それを金サッカは詩で謳いながら嘆いた。それくらい、当時の北朝鮮は生活必需品の製造技術が遅れていたと言いたかったかな、今になって考えてみると。
それから40年以上も経った今の北朝鮮の化粧品製造技術はどれくらいのレベルに達しているんだろう。また、平壌だけじゃなく地方までその化粧品が行き届くんだろうか!閉鎖された国家体制に一般の人たちは知る由もない。

朝鮮中央通信から

質の高い機能性化粧品生産
-平壌化粧品工場にて-