今の自治体ではアルミの空き缶と鉄の空き缶を分別して収集してるけど、世の中では混じっている場合が結構ある。その混じっているアルミ空き缶と鉄の空き缶を分別するには結構大変な作業で、これを何とかしようと思ったはず。私なら出来ないことであるけど、この装置のカタログを見てそこに書いてあった仕組みを知ってから凄く感心した。説明によると、ベルトコンベアに混じっている空き缶をそのまま載せる。ベルトコンベアが動くとアルミ缶は遠く飛ばされ、鉄や非磁性体はコンベアの近くに落ちて分離されると言う。鉄は磁性体なのでコンベアの近くに落ちるのは解るけど、何でアルミ缶が遠く飛ばされるのか訳解らんかった。その飛ばされる仕組みの説目によると、プリーはマグネットで構成され、回転させると磁界が発生する(当然)。それで鉄や非磁性体はプリーの近くに落下するけど、アルミの場合は磁場が発生しでる中で動かすと渦電流が発生しその反発でアルミ缶は飛ばされると言う。知ってみれば、あ!そうかなと思うかも知れけどその応用力は凄いと思う。

アルミ選別機(山信金属工業株式会社)
URL:http://www.sanshin-kk.co.jp/product/sys501.htm