韓国人2世たちの血のにじむような努力のおかげで’日本731部隊の蛮行’が米国の教材に掲載された
“日本帝国主義731部隊は韓国の著名な詩人尹東柱(ユン・ドンジュ)と独立闘士英雄李靑天のような韓国人収監者と民間人に生体実験という蛮行を犯した”
全世界の科学者30万人あまりが教育されている米国国立保健院(NIH)教材に掲載された内容だ。
これは韓国人2世のチョパクペンシルベニア大学医学部教授と彼の家族が5年以上も粘り強く努力した結果だった。
先月16日、朝鮮日報は”‘李靑天まで生体実験’日本蛮行資料出し、5年間、毎週NIH説得”というタイトルでチョパク教授と彼の家族の事情を単独報道した。
報道によると、チョパク教授は、この2014年ロックフェラー大学で博士後研究員としていた当時NIH研究倫理の講義を聴いた。

講義の教材には2次世界大戦当時、ドイツ軍がユダヤ人に行った生体実験と関連された記録が掲載されていた。
ところで日本731部隊の生体実験はどこにも見当たらなかった。
チョパク教授は韓国人なら誰でも知っている731部隊の蛮行が教材に載ってないことを受け入れることができなかった。
これに彼はNIH年報の作成担当者にメールを送って”731部隊の蛮行を載せて欲しい”と頼んだがなんの反応もなかった。
その時からチョパク教授と彼の家族は731部隊と関連された資料収集に乗り出した。 チョ·バク教授の母親は、漢方医師であり研究員であり、兄は医師、弟はハーバード大学医学部教授だ。
医師、科学者の家であるチョパク教授の家族は力を合わせて731部隊の生体実験の資料、被害者の証言記録、写真などの公式資料を集めてNIH側に渡した。
この2014年から昨年まで。 約5年間、毎週NIH年報担当者にメールを送った。

その結果、趙教授家族の努力が功を奏した。
今年新たに出てきたNIH研究倫理、年報には”日本軍731部隊が戦争捕虜数千人に極悪非道な生物、化学兵器実験やワクチン実験、生体解剖実験などを行った内容が記載された。
また、”米国政府は生物、化学兵器研究資料を渡してもらう代わりに日本科学者らを戦犯で処罰しないことに合意した”、米政府が731部隊の蛮行を黙認したという内容まで掲載された。
メディアとのインタビューでチョ教授は”両親はいつも’機会があれば祖国に奉仕しなければならない’と、韓国の歴史と韓国語を徹底的に教えた。 我々に絶対祖国を忘れてはならないとおっしゃった”と告白した。
続いて”改正された内容が日本の影響で修正されないように世間に知らせることにした。 医学者であり、大韓民国の国民として良いニュースを伝えることができて嬉しい”と伝えた。
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