ロイター、国連安保理」対北朝鮮制裁委報告書」草案入手報道

▲金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長=AFP
北朝鮮が昨年、核・弾道ミサイルプログラムを中断せずに、かえって進展させたことがわかった。,また、北朝鮮(북)制裁を突破し、少なくとも3億9200万ドル(約4653億ウォン)規模の石炭や土砂を不法に輸出したことが明らかになった。

10日(現地時間)、ロイター通信が入手した安保理傘下の対北朝鮮制裁委員会の報告書によれば、国連加盟国は北朝鮮が昨年1~8月に370万トンの石炭を輸出しており、これは3億7000万ドル相当と推定される。,このうち280万トンは北韓国籍の船舶から中国バージ船として‘船舶対船舶’(ship-to-ship)積み替え方式で輸出された。,中国のバージに掲載された北朝鮮産石炭は長江を利用できるように江省杭州湾の港3にすぐに伝達されたという。

北朝鮮はまた、2200万ドル相当の河川浚渫土砂100万トンを中国の港に輸出したことが明らかになった。,これと共に、石油製品も50万バレルの年間限度を超えて不法に輸入したと報告書は伝えた。

北朝鮮は2017年末に核実験と大陸間弾道ミサイル(ICBM)の試験発射挑発は中断されたが、関連プログラムの開発は、昨年も継続的に進展したという。,報告書は「北朝鮮は違法な外部調達を通じて一部部品と技術を確保し、北朝鮮はミサイルプログラムのためのインフラ施設と能力を発展させ続けてきた」と書いた。,この他にも、北朝鮮は全世界の金融機関を相手にハッキングを行い、大金を恐喝したことが確認された。

北朝鮮制裁委は毎年2回にわたって報告書を通じて、このような北朝鮮の不法行動、すなわち対北朝鮮制裁違反事例を着実に指摘してきた。,対北朝鮮制裁委傘下の専門家パネルが作成するこの半期報告書は、安保理理事国の循環を経た後、特別な意見の相違がなければ、3月頃に最終採択される。

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