この本は口述を書き写して本にしたかなと思っていた。開いてみるまでには!
品切れでアマゾンで売っている価格は3万円近く、とても買える値段ではなかった。
しがたなく、図書館で借りてまずコピーして、鄭忠海と言う方はどういう人かなと思ってちらっと内容を見た。
何と本人の手記を本にしたことではないか!!!
当然、韓国では当てにされないから日本で出版されることを希望し、井下春子さんとの出会いで本が日本で出版されたことは人の運命って不思議なものを感じさせる。
以前、日本の一般人の記録は沢山残っていて結構参考になった反面、何故半島人の記録は残ってないのかと嘆いたことがあったけど、、、いやいやそれは私の無知で有ってゆえに学界の怠慢でもあると感じる。

何より、
どういう人で手記を書けるほど勉強なさったか気になって読んで見ると、
やはり1944年徴用されるときに学歴は知らないけど事務系の仕事をしていたことが書いてあった。
1919年生まれ1944年徴用される時が若き25歳の時。

また、当時朝鮮では、挺身隊は軍の慰安婦にされるとの噂が広まっていたとの記録があるけど、まさにそれを証明してくれた貴重な記録も書いてある。

最後の部分に本人の直筆手記の原本が写っていて、見た瞬間鳥肌が立つほどだった。
何てこんな素晴らしい方であるか!こういう記録によって、今の半島で嘘の証言を言ってる人に対して力強い反論証拠にもなることを考えるととても貴重な証言を遺してくれたのである。
訳者の後書きには、鄭さんは寮の女子職員が恩人で有り、今も感謝の気持ちを忘れたことがない、、、を読む瞬間涙が出そうだった。やはり、日本を直接体験しいい面、悪い面を見て日本の良さを知り恩恵を受けた半島人はその感謝の気持ちを持つのが当然であることを私の経験上言えることである。

人の言うこと、日本を体験せず日本の悪ばかり言う人の話を聞いてゆえに日本とまともに接したことのない半島人は何時までも日本を悪の国だと思って一生を終えるだろう。今の文ジェインと文を支えている勢力がそんな連中である。
また、権力に媚びついてころころ立場を変える人たちもおるだろうけど。