翻訳:崔榮黙(メディアトラジ管理者)

日本軍慰安婦被害者の李・ヨンス(92)さん側が”前日、挺対協の共に民主党比例当選者尹美香に会ったが、許したことはない”と明らかにした。

李ヨンス氏

李ヨンス氏側近として知られるAさんは、中央日報との電話インタビューで”尹美香さんが訪ねてきて会ったが、おばあさんが許したわけではない”と再度強調した。 A氏は李ヨンス氏の側近で、最近、李ヨンス氏と光州(クァンジュ)などを一緒に出かけたという。 これに先立ち19日午後8時50分ごろ、尹美香氏(元韓国挺身隊問題対策協議会代表、元正義記憶連帯理事長)が会談する時も同席した。

当時、尹美香は李さんが泊まっている大邱(テグ)のあるホテルを訪れた。 二人は5-10分ほど会話をした。 尹美香は李さんの前に土下座したまま”申し訳ない”と許しを求めたという。

ただA氏は”尹美香が’申し訳ない’と土下座すると抱いてあげながら、李ヨンス氏が記者会見のときと違った立場を示さない”と語った。 またAさんは”李ヨンス氏は’すべての件は法律で決める’と言い、近く記者会見をするから、その時に来てほしいと言った”と説明した。 李ヨンス氏は13日の月刊中央とインタビューでも、正義連や尹美香と和解する考えはないのかという数回の質問に、”和解はしない。 できない”と述べた。

また、当時の出会いで李ヨンス氏は尹美香に”おまえが謝ることは何があるかい、私が許すことが何があるのか。 どうせここまで来てしまった”と話したという。

李ヨンス氏は普段、大邱(テグ)のある賃貸マンションに住んでいる。 尹美香が28年前、李ヨンス氏の慰安婦被害申告電話を受けた後、二人の縁が始まった。 李ヨンス氏は、正義連が主催する水曜集会に28年間参加してきた。

ただ今月7日に記者会見を開き、”水曜集会にはこれ以上参加しない。 正義連の後援金がどこに使われるのか分からない”とし、後援金不正使用疑惑を提起した。

その後、尹美香が李ヨンス氏に数回会おうとしたが、会合が実現しなかったため、19日、尹美香が李ヨンス氏のいるホテルを訪れた。 側近によると、現在、李ヨンス氏は健康が良くないため、大邱の家と病院、ホテルを行き来しながら生活している。

李ヨンス氏は今月25日に再び記者会見を開き、尹美香と正義連(挺対協)に関する議論について立場を明らかにする予定だ。

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