ライター;崔榮黙

いつも常識では考えられない北朝鮮であるがあまりにも常識外れの行動に呆れるばかりである。今回の南北連絡事務所爆破も韓国の莫大な税金を投じて新しく建てられた建物を平気で壊すなんて人間クズとも言える集団・群れとも言えるだろう。
韓国が今まで北朝鮮の脅威から色々対策を講じて来たけど、その中で開城公団の助成は大きな成果だったと個人的には思っている。専門家の話としては、この開城の軍事的重要性は非常に高く公団を作るに当たって軍隊を後ろに後退せざるを得なかったときに北朝鮮の軍部は相当反発したという。
今回の一連の流れの中で開城公団を廃止し再び軍を駐屯させることになると南北間の軍事脅威は高まるに違いない。
文在寅の対北政策の時に既にうまくいかないとこういう結果を招くだろうと予測していた専門家も多かったと思う。

さて、何故北朝鮮はここまで軍事脅威を高めるんだろうか。
今回の南北連絡事務所を爆破するに当たって、金与正は脱北者らのビラーを上げているがこれはあくまでも表面的理由に過ぎない。だけど、その本音を知るには知る由もない。

考えられるのは、今年に入って北朝鮮の北部東地帯に大型遊園地を作っている。ここに中国から観光逆を送るとの習近平と約束をしていたけど新型コロナの影響で中国からの観光逆が来れなくなり北朝鮮は財政的大きな打撃を受け金正恩の怒りは相当大きかったと伝えられている。
また、アメリカからの経済性が効いて鉱物などの資源輸出が出来なくなり統治資金が底をついたんじゃないかとの観測も出ている。

何より関心を集めているのは、以前金正恩と文在寅の会談で文在寅は金正恩に何を約束したのかである。
もしかして資金提供を約束してその約束を守っていないから北朝鮮が怒りだしているんじゃないかとの推測も考えられる。
で、あれば結局は金の問題か!