韓国では朝鮮戦争時に日本が軍需特殊により大儲けしたと主張してる。反日教育を受けている私自身も、我が国が悲惨な状況に置かれている時に日本は大儲けし経済再生を成し遂げたと悔やんだ。
しかし、沢山の年月が経ってから自ら資料を調べていく中にその考え方は正反対に変わった。確かにその時日本が軍需特殊により大儲けしたのは確かであるが、その日本のお陰で韓国が北朝鮮の侵略から自由を守ることが出来た。沢山の日本の方々の努力があってこそ守った韓国の自由で日本が儲かったとされる金額より韓国の自由はその金額と比較できないほど大きな価値があるのである。そういう意味で韓国戦時の日本列島は無敵艦隊だったのである。

1945年、朝鮮半島は日本帝国の敗戦と共に連合軍の勝利によって解放された。思ってもない朝鮮の民衆は嬉しかったけどそれもしばらく、連合軍の信託統治を受けることになった。北の朝鮮ではソ連の指導下で国作りが着々進んでいたが、南側に朝鮮は信託統治を反対するデモが連日開かれ国は混乱を極めた。そんな中で1948年8月、米国の承認(連合国)に韓国の国家が樹立された。

新生国家韓国が樹立されたとしても左右の対立で国は不安定な状態であった。また、米国のアチソンラインにより北朝鮮の誤った判断によって1950年6月朝鮮戦争が勃発した。無防備状態だった韓国は一方的に攻められ釜山まで追いつめられることになった。この時米軍を中心に連合軍が参戦することになり北朝鮮委反撃を開始することになった。この時後方で兵站基地役割をしたのが日本で有った。日本は1945年敗戦後深刻は経済不況に陥っていたが、この特殊軍需需要により活気を取り戻すことになった。

1953年7月に朝鮮戦争が終わり韓国は米国を中心に国債の援助を受けながら暮らしていたが、1961年5月、朴正煕により軍事クーデターが起こり軍が政権を握ることになった。その後朴正煕は経済育成に取り込むが日本の資金面や技術面での支援は大きかった。経済成長を成し遂げた韓国では韓国の経済成長は日本のお陰たという主張に、日本は朝鮮戦争の時に大儲けしたと主張し始めた。私がこの話を聞いたのは1970年代の中学時代だった。その時は何も知らないのでただ単に日本は韓国のお陰で経済を立て直したと思った。その後、この件は日韓とも散々言い争いになった聞いた。(民間次元で)

多分、2015年だったと思うけど、偶然nhkスペシャルドラマという番組で戦後トヨタ自動車の話をしてるのを見た。敗戦後のトヨタ自動車は資金繰りで大変苦労したとの内容だった。トヨタ系列やこの地域はなぜ社員を簡単に首にしないか、、、その時訳を分かった。トヨタ自動車で勤めていた社長は会議中にたまにいう。
朝鮮戦争のおかげで今のトヨタ自動車がいるんだと。この話はトヨタ自動車の社内でも有名な話だと話した。
その時、ほら!やはり日本は朝鮮戦争時に大儲けしたんだろうと。果たして、日本が大儲けしたことで片付けられる話なのか!

1592年の文禄・慶長の役の時、当時の朝鮮は開戦後20日ぶりに漢城が陥落され、宣祖は北へ北へ避難して行った。
朝鮮が滅亡する寸前に明の助けで何とか国を守ることができた。
歴史は繰り返されると言ったか。時が経て、1950年に朝鮮戦争が起きた時、北に対して戦力の劣勢に置かれた韓国軍は開戦後3日ぶりにソウルが陥落され韓国軍は南へ南へ後退していった。最後の防御線がかの有名な落東江防御線。この落東江防御線が崩れると戦争は北の勝利で終わりだった。お互いに熾烈な戦いを繰り広げたが、韓国軍は何とかこの防御線を守り切ったお陰で米軍とUN軍が戦列を整えて反撃が出来た。

単純に米軍とUN軍のお陰で国を守ることができたと思うかも知れないが、これは後ろに民主主義国家である日本が居たから可能だったのを忘れてはいけないと思う。
日本列島が巨大な軍需工場になって必需品を生産してくれたから北朝鮮人民軍を退けて民主主義自由を守ることができた。日本の経済発展はおまけなもんで、韓国の自由を守ったのがはるかに大きなことであった。そうじゃなかったら今は金正恩の下で奴隷生活をしてるだろう。思うだけでゾッとする。
その時、日本の役割について韓国では絶対感謝しないだろう。
勿論、日本は防御線を上にしたとは言え。