不法無効の詐欺文書―「韓日議定書」
朝鮮中央通信

【平壌2月23日発朝鮮中央通信】1904年2月23日は、日帝によって「韓日議定書」がつくり上げられた日である。
「韓日議定書」のつくり上げは、日帝が朝鮮を軍事的に占領し、完全に植民地化するための準備の一環であった。
この侵略文書のつくり上げの試みは、すでに日露戦争が起こる前から始まった。
朝鮮封建政府を手中に掌握して自分らの戦争の遂行に有利な条件を整えようとしていた5カ月間の「外交的な方法」が失敗すると、日帝は軍事的力で「議定書」を強圧締結するために血眼になって狂奔した。
それで日露戦争の挑発とともに、これを口実にして朝鮮に大々的に武力を投入し、全朝鮮を軍事的占領同様の状態に追い込んだ。
このような状況の下で「韓日議定書」の草案が朝鮮封建政府の大臣らの反対にぶつかるようになると、官吏らを個別的に買収、懐柔、威嚇、恐喝して引き寄せる方法でついに詐欺文書を秘密裏に強圧捏造(ねつぞう)した。
6条項になっている侵略文書を通じて日帝は、朝鮮に対する軍事的占領を合法化し、朝鮮を隷属的「同盟」の関係に縛りつけておいたし、内政干渉権を獲得した。
実に、「韓日議定書」はわが国を侵略戦争の場に利用し、戦争遂行の重い負担を朝鮮人民に浴びせかけ、朝鮮を自分らの完全な植民地につくるための条件づくりを目的とした徹頭徹尾、不平等的かつ侵略的な条約であった。
日帝は、条約捏造の事実が公開されるのを恐れて、4日が経ってから発表する劇を演じた。
歴史的事実が示しているように、日帝は何らの法的効力も持てない詐欺文書をつくり上げて朝鮮人民に亡国の民の運命を強いた白昼強盗、侵略者である。
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