韓打連、龍山駅広場に戦時労務者銅像を不法設置、放置するソウル市に陳情書を提出

韓日葛藤打破連帯は5月12日正午、ソウル市庁前広場で記者会見を開き、「呉世勲市長が歴史歪曲の象徴である別名『徴用工銅像』が龍山駅広場に不法に設置され放置されているにもかかわらず、これを直接撤去に乗り出さず、その責任が民間団体や自治区のせいにしている」と批判した。

以下は5月12日、韓打連がソウル市に提出した陳情書の全文だ。

―呉世勲市長は、歴史歪曲銅像問題を民間団体·自治区に押し付けるな!

韓日葛藤打破連帯の4月28日付けの質疑「ソウル市は地域内の反日銅像について、直接乗り出して設置主体及び過程、法的関係の実態調査し、不法設置物については強制撤去しなければならない」に対し、ソウル市は龍山駅の強制徴用労働者銅像及び鍾路区の少女像などは民間団体や自治区が民間土地又は自治区に設置した施設であり、ソウル市では介入が難しいと答えた。

前回の陳情書で注目したのは、女性主義者を利用して組織を強化することに汲々としていた朴元淳(パク·ウォンスン)前ソウル市長と違い、呉世勲(オ·セフン)市長が法曹人として歴史的事実からかけ離れた反日銅像不法設置物に対して法治を具現する意志があるのかという点だった。 しかし、呉世勲(オ·セフン)市長に代わって答えた部署は「女性政策担当官女性団体協力チーム」だった。

これは女性家族部が慰安婦関連事業を主導しているのと同じように、ソウル市でも女性団体の協力チームがソウル地域の慰安婦銅像の管轄であることを物語る。 そして、呉世勲(オ·セフン)市長の新しい発足にもかかわらず、朴元淳(パク·ウォンスン)前市長が構築した女性系ネットワークが現在も強力に作動していることを裏付けている。

事実、呉世勲市長が、反日銅像の歴史的事実関係の把握や不法設置について無関心だったのは偶然ではない。 呉市長は2016年12月28日’韓日慰安婦合意’1周年を迎え、ハンギョレ新聞が実施した’野党や与党陣営主要大統領選候補調査’で再交渉しなければならないと答えたことがある。

したがって国民の力(野党)所属の呉世勲(オ・セフン)市長が自由韓国党出身で、その前身であるセヌリ党が主導した’韓日慰安婦合意’を当時、文在寅(ムン・ジェイン)前共に民主党代表と安熙正(アン・ヒジョン)忠清南道(チュンチョンナムド)知事、劉承ミン(ユ・スンミン)改革保守新党(仮称)議員、南景弼(ナム・ギョンピル)京畿(キョンギ)知事とともに自ら否定していることを示唆する。

すなわち、呉市長はソウル市議会民主党出身に包囲され、反日感情という政治問題を解決できないのではなく、すでに彼らとぐるになって歴史歪曲と外交破綻に賛同しているのではないかという合理的な疑念を抱くのだ。

「歴史は一度は悲劇で、もう一度は喜劇で繰り返される」と言ったように、今日、韓半島をめぐって列強が主導する情勢は、韓国民の明日を約束することができないほど厳酷だ。 したがって、我々は反日感情問題と関連し、銅像を媒介として繰り広げられている韓日間の無限の葛藤が民生と外交を台無しにし、亡国の道を自ら招くこともありうると懸念している。

過去、日本帝国の侵略の前でも、ただ自分たちの利害関係にだけ没頭した朝鮮両班の姿を他山の石にしなければならない。 腐ってしまった朝鮮時代の両班(ヤンバン、貴族階級)の悪徳を、今日の与野党政治家と女性界が繰り返しているのではないか、深い省察が必要だ。

– 我らの要求。 –

一. 呉世勲(オ·セフン)ソウル市長は、市民の歴史·文化水準向上のために民間土地または自治区に設置した施設に対する実態把握に積極的に介入せよ。

一.呉世勲(オ·セフン)ソウル市長は民間団体と自治区を含む「関係機関対策会議」を召集し、反日感情関連銅像問題解決に直ちに乗り出せ。

2021.5.12.
韓日葛藤打破連帯

出典: フリーダムニュース
http://www.freedomnews.co.kr/news/articleView.html?idxno=8390&fbclid=IwAR1J8zC25MaahQL_WyoM4ZR7fMDJtXvmWqVrMkOySNfK1M0fiXV6YjvhLtw