早ければ7月開設…。現地の教師などに歴史教育の資料として提供
‘慰安婦の歴史歪曲の論文’ラムザイヤー論文も掲載検討

(ロサンゼルス=連合ニュース)チョンユンソプ特派員=米国の現役教師と教育界に慰安婦の歴史を正確に知ってもらうため、カルフォルニア州ロサンゼルス大学(UCLA)にオンライン英文資料館が初めて構築される。

米慰安婦被害者の人権団体である’賠償と教育のための慰安婦行動'(CARE)は、早ければ今年の7月UCLA韓国学研究所ホームページにオンライン英文のアーカイブを開設すると18日(現地時間)明らかにした。

UCLA韓国学研究所のオンライン慰安婦英文資料館に上がる各種資料 [賠償と教育のための慰安婦行動の提供、再販売及びDB禁止]
史料館には第2次世界大戦当時、日本軍が軍内の慰安所を制度化して体系的に運営して被害者たちを性奴隷としたという歴史的事実を証明する各種オリジナルの資料とこれをわかりやすく説明してくれた英文の解除(解題)資料が上がる。

金ヒョンジョンCARE代表は”慰安婦1次資料があちこちにあったが、これを米国社会にしっかりと知らせる英語の史料館はなかった”、”日本軍の慰安婦を巡る責任を立証する証拠資料を集めて英語に翻訳して説明してくれる史料館は今回が初めて”と明らかにした。

金代表は”慰安婦の歴史をきちんと知らせるには現場教育が重要なだけに、米国の先生と教育界が歴史の授業などにオンライン英文資料館資料を活用できるようにする計画”と話した。

[‘賠償と教育のための慰安婦行動’フェイスブックキャプチャー、再販売及びDB禁止]
CAREは、高麗(コリョ)大学、米国法センターと協力し北東アジア歴史財団、国史編纂委員会などの慰安婦資料を集めて2次世界大戦当時、従軍慰安婦強制動員を立証する日本軍と連合軍元の文書など83件をえり分けた。

CAREは二重原本文書30件あまりと英文解除資料、慰安婦被害者の証言や動画、慰安婦の歴史教育学習指導案などを史料館にまず掲載する予定だ。

ここには、日本軍が戦時動員のレベルで、慰安所を設置したことを示す1937年、日本軍の文書である’野戦週報規定の改定’と慰安婦強制動員を証言する1944年、米軍文書などが含まれる。

金代表は、マークラムザイヤー、ハーバード大学ロースクール教授の慰安婦の歴史歪曲の論文の事態と関連して”米国法学者など、学界や教育界に大きな波紋があり、米国一般人と現役の教師らに慰安婦の歴史をきちんと知らせなければならない必要性が台頭した”、”必要ならばラムジャイヤーの歴史歪曲と関連した反論資料を上げることも検討している”と伝えた。

CAREはオンライン英文史料館に掲載される資料を紹介し、意味を議論するオンラインセミナーをUCLA韓国学研究所、UCアーバインロースクール、高麗(コリョ)大学米国法センターなどと共に20日に開催する。

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