米裁判所ワームビアの両親に北朝鮮銀行の資金24万ドル支給
記事の内容要約
北朝鮮に抑留されたが、植物人間に戻った後、死亡した大学生
親の損害賠償訴訟に朝鮮光線銀行の凍結資金の支払い判決
▲カン・ヨンジン記者〓米国の裁判所が去る2016年に北朝鮮に抑留され、1年半ぶりに植物人間状態で米国に戻り死亡した米国の大学生オットー・ワームビアの両親に米ニューヨーク州が差し押さえた北朝鮮朝鮮光線銀行凍結資金24万ドル(約2億8560万ウォン)を支給するよう判決したと、米国の北朝鮮専門メディア自由アジア放送(RFA)が14日(第1回) 現地時間)報道した。
米国ニューヨーク北部連邦地裁は13日、ニューヨーク州監査院が保有している北朝鮮朝鮮光線銀行の凍結資産24万ドルとこれに対して発生した利子を加え、10日以内にワームビアの親にこの資金を支給するよう判決した。
裁判所は、北朝鮮と朝鮮光線銀行の両方に異議を提起する機会があったが、応答しなかったし、これにより、ワームビアの両親は、米国のテロリスク保険法(TRIA)に基づいて債権者として北朝鮮の資産を回収する資格があると判決した。
ワームビアの両親は2018年4月、北朝鮮を相手に米ワシントンDC連邦裁判所に11億ドル(約1兆3090億ウォン)の損害賠償訴訟を起こし、裁判所は北朝鮮が5億114万ドル(約5964億ウォン)を支給するよう判決した。
以後ワーム空親側は、世界中に隠匿された北朝鮮の資産追跡に乗り出し賠償金を受け取っている。
昨年9月、財務省の海外資産統制室が発表した「2020テロリスト資産年次報告書」によると、米国政府が凍結した北朝鮮の資産が3169万ドル(約36億円)に相当する。
ニューシスyjkang1@newsis.com
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