慰安婦を始め反日関連記事や文章を読むときに、韓国とは言え名高い大学の教授が書いた内容があまりにも情けなくて、これは韓国の学問に対するレベル・思考が低いのではないかと本当に思ったりした。しかし、そんな認識は私の狭い認識がもたらした勘違いで、中には知られざる凄い本物の先生が沢山おるのを後で知ることになった。李承晩テレビの日本語字幕バージョンにもあるけど、李・栄薫先生の講義の中で李先生は慰安婦問題とかをすべて自ら研究したのでなく先行研究者たちの論文を検討したという。勿論、左右学者問わず関連論文を殆ど検討してから出した結論だという。私はその話を聞いてほんまに脳がしびれるのを感じた。
引用する文章のジョンヒ・サラ・ソー教授もその文書が凄く理に適う内容で受け入れやすいと感じた。時には下らんことを書く教授の文章を読んで悪口も吐き出したけど、だからって決して彼らを無視したいことではない。彼らが主張する反日に、なにかにも無理やり合わせようとするから変な主張になるだけで、反日から抜け出すことに出来れば両側とも支持される教授になれると個人的には信じる。
そもそも半島には昔から凄い人がいたけれども彼らを育てて活用しようとするよりも、権力に邪魔になるとして排除しようとする悪習がある。その民族性は今も変わらない。国や民族の発展よりも自己の権力の為に容赦なく粛正する。

前書きがちょっと長くなったけど、ジョンヒ・サラ・ソー教授の慰安婦関連内容で元慰安婦の証言が紹介されている。その内容が独自で書いた内容かなと思ったら、なんと挺対協が作成した慰安婦たちの証言集から抜粋した内容である。
同じ証言でも見方によっては全く解釈が違ってくる。その解釈が理に適うかどうかはまた読者の判断によるものになるけど。
挺対協はその証言をもって日本軍慰安婦制度の問題のみを追求する。強制だ!女性の性を蹂躙した!人権問題だ!と。
しかし、これらの主張はちょっと考えてみると矛盾を感じることになる。ただ、こんな矛盾が通るのは韓国のみで、韓国の中でもおかしいと思う人が大勢いる。当時は売春が合法であったし、朝鮮時代もキセン制度があったし、太平洋戦争が終わった後でも韓国では韓国軍慰安婦が存在していたにも関わらず他人ばかり非難するのはまともな人ならしないと思う。

それに、ジョンヒ・サラ・ソー教授は当時の女性たちがどうやって慰安婦になったかをその証言から探っている。貧しい生活、女として生まれて社会から、家庭内の親から加わる暴力や人権問題に対して、若くて幼い少女は家庭から離れたかった。慰安婦制度の問題より社会問題が大きかったので自ら・騙されて慰安婦になったケースを考えなければならんと思う。そうすることによって当時の状況が見えてくるし真の歴史から学ぶことが出来ると思う。