今の香港の事態を招いた22年前の人たちの考えは!
自由の権利は自ら取るのか!持たされるものか!私の能力では判断できないもので、私の自由は私が戦って取ったんじゃなく先祖の犠牲の対価として享有してる。
ベトナムは共産化されて多くの難民が発生し韓国の釜山までやってきて、高校の近くの空き地に難民村が出来韓国政府が面倒見て、最後は皆どこかへ行ったとの話を聴いた。
韓国は韓国戦争時、北朝鮮から一方的に攻められたけど先祖の犠牲と世界の国から物乞いしてまで守ることが出来、今の自由を満喫しながら暮らしている。
近くの香港も自由の国家の一部だった。それが今の状況を招いたことについて、当時の人たちはどんな思いをしてたんだろうと気になった。
今務めている会社には中国人もおるので、マスコミでは聞けない冷静な話を聴けるのでマスコミが伝える内容と違う部分もあるので参考になる。
今の香港の状況が厳しいのであればその時の人たちは中国に返還されるのをどう思っていたのか!1997年に返還されたので22年前の出来ことでちょうど今の若者のお父さんに当たる年になる。
当時取材した記事によると、
1.返還直前まで普段と変わった様子はなかったが、六月二十八日から七月二日まで連休に入って一斉にお祭り気分が漂った。街中は返還を祝うネオンと人でいっぱい。タクシーまでが特別区旗をアンテナの先に掲げて走っていた。
2.六月三十日に実施された香港大学社会科学センターの調査では、中国復帰を「特に何も感じない」と答えたものが四八%で最高だった。そのほか「歓迎、期待、楽観」などプラス評価するものは三五%、「憂慮、恐怖、悲観」などマイナス評価するものが九%、両方混じったものが六%、その他三%であった。
と、書いてある。
であれば、今の香港の混乱はお父さん世代が中国への返還を歓迎或いはボウとしていた結果かもしれない。もし、お父さんの世代が今の事態を予測し当時のイギリス政府に対し強く抗議したならばまた状況は変わったかも知れない。
アジア経済研究所海外調査員(香港在住)
URL:https://home.hiroshima-u.ac.jp/forum/29-3/genti.html
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