(平壌(ピョンヤン)12月14日発、朝鮮中央通信)

在日同胞たちの帰国実現60周年を迎え、社会主義祖国を訪問している在日本朝鮮人監査団の団長である金ウォンフヮン朝鮮総連民族教育中央対策委員会顧問が13日、朝鮮中央通信社の記者と会見した。

彼は「在日韓国人の帰国が実現した意味深い日を祖国の地で迎えることになり、忘れられない日々が改めて胸に刻まれる」とし、次のように語った。

半世紀以上の長い歳月が経ったが、初めての帰国船に乗った在日同胞たちが藍紅色共和国旗をなびかせながら歓喜と感激にあふれ、抱き合ってタッチしたあの日の万歳の音が今も耳に聞こえてくるようだ。

日本に住む同胞たちだけでなく、日本の人々も今も懐かしんでいた祖国に抱かれる彼らに熱烈な拍手とお祝いの挨拶を送った光景が、今も目に浮かぶ。

当時、世間の人々は在日韓国人の帰国実現について「資本主義から社会主義への民族の大移動」と褒め称えた。

民族史に特記する驚異的な事変を大きな激情の中で目撃し、同胞たち全員が尊厳の高い海外公民団体である総連を黙認し、在日同胞たちに帰国の途を開いてくれた偉大な首領金日成大院帥に限りない感謝の挨拶を捧げた。

在日同胞達の切実な宿望を汲んで帰国と来往の道を開いた絶世偉人たちの不滅の業績は民族史とともに末永く伝わるだろう。

偉大な大元帥の崇高な民族愛、同胞愛の歴史は、敬愛する最高齢の指導者、金ジョンウン元帥によって変わることなく流れている。

敬愛する元帥は革命と建設を陣頭指揮されるその忙しい中、毎年在日本朝鮮人祝賀団を初めとする総連の多くの代表団,訪問団を祖国に呼んでくださり、大海のような恩寵を施してくださる。

親子の熱い愛と情があり、在日同胞が祖国で修学旅行と実習の日々を楽しく過ごし、総連愛国偉業の頼もしい柱として育てられている。

真に敬愛する元帥を親として崇拝した社会主義祖国は、在日同胞達の真の生活のよりどころである。

在日同胞たちは異域の狂風の中でも、いつも我が祖国の象徴である共和国旗を青空高く翻し、主体朝鮮(チュチェチョソン)の海外公民された大きな誇りと自負心の中で胸を張って堂々と暮している。

我が総連一軍は、偉大な大元帥たちの主体的海外交砲運動思想と業績を堅潔に擁護し、道が輝き、絶世偉人の尊い愛国遺産である総連を敬愛する元帥に無限に忠実な海外公民団体としてさらに強化発展させていく。
(終わり)
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