趙甲濟ドットコム

国民が初めて彼らのモラルがどの程度の水準かを知るようになったという点で意味がある。

曺國前法務長官や柳在洙(ユ·ジェス)前釜山政務副市長の破廉恥な偽善と不正腐敗も衝撃だが、彼らを庇う大統領府運動圏出身のマフィア団のような行動に対しても、”おとなしい国民”は相当な衝撃を受けているようだ。 しかし、彼らの属性を誰よりもよく知っている同じ586運動圏出身として感じる心境はこいつらの水準がついに明らかになったということだ。 国民は、はじめてこれらのモラルがどの程度水準なのかを知ることができたという点で意味があると思う。

国民がまず知るべき事実は、彼らは実力がないという点だ。 青春を無為徒食し、働いて金を稼いだこともなければ、税金を払ったこともない彼らが言い訳に、学校に通っていた時、デモ前歴のために就職できなかったというが、すべて嘘だ。 運動圏出身でも頭の良い学生は国家試験パスに何の問題もなかったし、実力のある学生は就業するのに何の問題もなかった。 安企部のような特殊な一部組織を除いて、大韓民国のいかなる機関もデモの前歴を問題視して秀才を拒否した機関がなく、大韓民国のどの企業もデモの前歴を問題視して、実力のある人物の入社を拒否したことがない。 就職できなかった運動圏出身者たちは実力がなかったためであって、他の理由はない。

1987年以降の社会運動圏は特に実力がない。 純粋な民主化運動勢力が全員が抜け出て、骨髄左派社会運動であるPD、NL系列だけが残った運動圏は量的質的に1987年以前とは比較が不可能だった。 任鍾ソクル(イム·ジョンソク)全大協議長になると、運動圏同士でこのような冗談が流行った。 “学生運動指導部の学力試験の点数が300点台から260点台に墜落した”と。 1987年以前にはソウル大学が主導していた学生運動がその後漢陽(ハンヤン)大学、全南(チョンナム)、釜山(プサン)大学などに移り住み、彼らの多くが今文在寅(ムン・ジェイン)周辺にいるが、一言で言えば、実力のないデモ屋出身だと見なければならないが、殆どが特定地域出身者だった。

人生をアウトサイダーで終えそうだった青春無為徒食運動圏に曙光が差したのは盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領当選だった。 “浄水器のセールスマンだったやつが、大統領府行政官の名刺を持って現れた”という伝説のような話が出回ったのも、この時代だった。 その時、一度肉を味わってから権力の甘さを知ったことだろう。 この10年を切歯腐心し、チェスンシルとセウォル号の大ヒットで弾劾に成功して再び権力を握ると、法堂にハエも残さないほど肉の味を知った堕落した坊主のように真の姿を見せている。 働いてお金を稼いだことはなくても、卵黄がどこにあるのかは幽霊のように知り、ストローをさして吸うのはプロ並だ。 実力はなくても権力で致富することは抜群だ。政治に関しては下手でありながら選挙工学に長けており、マイクを握って叫ぶのが主な特技である彼らの確実な金持ちの手段でもある。 そして、仲間同士はマフィア組織のように徹底して保護する。

私たち586世代たちは、親世代の課業を受け継いで、より豊かな国を作るため、各分野で、不足だが努力してきた。私たちの世代にもスターは多い。 しかし、誰も文在寅(ムン・ジェイン)周辺にいるあんな頭が脳みそいっぱいのデモ者出身たちを、我々の世代を代表するエリートとは思っていない。 むしろ笑いや嘲笑の対象にすぎない。 “才能ある人材はみんなどこに行っちゃってあんな奴らばかりが。。”正月に集まってやり取りするこのような言葉が今日を生きる586世代たちの本心かもしれない。

権力や利権の前で、原則も節制もなく、甘んじて獣並みに墜落する彼らの姿を、国民ははっきりと目で見ている。 多数の国民は586運動圏出身の政治家を歴史の裏にもう送らなければならないということに同意することだ。 大韓民国の建設に汗を流さなかった人間たちが、この国に税金を払わず、他人が与えるお金で生きてきた人間たちが、他人が作った食膳の前で暴れる姿を、もうこれ以上見たくない。

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