ライター:崔榮黙(メディアトラジ管理者)

今回の韓国総選挙で与党が300議席の中180議席を取る勢いを見せたが、その原因を日本ではコロナ対策を第一に挙げている。
この分析は間違ったかどうかは判断できないけど、私の考えはそうではない。
 
一番の原因は保守の腐敗であると思う。確かに韓国の保守は世界一最貧国から経済成長を成し遂げ今は先進国並みの経済力を持たせたけど、その間権力乱用や自分だけのリーグを作り権力を独占してきた。時代が変わっても政治家の思考が変わらぬ政治体制に多くの国民は嫌になったんじゃないかと思う。その中に私も一人である。
 
第二の原因は弾劾からの脱却が出来なかったことを上げられる。朴・クネを支持者による弾劾反対デモはその勢力が大きく見えたかも知れないが、全国民から見れはこく一部の勢力に過ぎず、多くの国民嫌悪感を与えた。私も弾劾前に飛び交う扇動記事を見て弾劾の不当性を感じていたけど、後でよくよく考えてみるとそれ程の権力を持ちながら弾劾されるなんて可笑しいなと気づき他の専門家たちの意見を探って読んでみたらやはり弾劾されるにはそれなりの理由があった。
保守のこの弾劾頭絡からの脱却をしない限り次の政権復帰はないと思っている。
 
保守が腐敗し国民から支持を得なくなると歴史の進歩ではなく後戻りになることをイランと言う国からも教訓を得ることが出来る。これから韓国保守の一からの出直しになるけどその道のりは険しく茨の道になることは間違いなく、何時になってまた国民からの信頼を得て政権復帰できるか!その先は遥かに長いと思う次第である。