朝鮮中央通信

写真は記事と無関係

日本の福岡朝鮮学院と九州朝鮮中高級学校の生徒、保護者をはじめとし、東京、京都、大阪、広島、愛知、兵庫、山口の在日同胞や市民が10月30日、日本政府の朝鮮学校差別策動に便乗した福岡高等裁判所の判決に抗議した。

同日、福岡高等裁判所は高等学校支援制度の適用対象から朝鮮高級学校を除いた日本当局を相手取って提起した福岡朝鮮学院と九州朝鮮中高級学校高級部卒業生たちの損害賠償請求訴訟を棄却する判決を下した。

裁判所当局の差別的で不当な判決に怒った福岡朝鮮学院と九州朝鮮中高級学校の卒業生たちは、ただちに記者会見を開いた。

彼らは人権を保障すべき義務を持つ裁判所が子どもたちの学ぶ権利について一言も言及しなかったとし、日本政府の差別政策に積極的に乗り出したとして裁判所当局を非難した。

高校支援制度の適用対象から朝鮮学校を排除した問題は、在日朝鮮人の生徒を的にした極めて違法的な行為だと彼らは指摘した。

記者会見を終えた後,彼らは集会を開いた.

東京、京都、大阪、広島、愛知、兵庫、山口の在日同胞や日本市民が合流した。

発言者らは、福岡高等裁判所の今回の判決を通じて、民族教育を抹殺しようとする日本政府の本音をもう一度明確に知ることができたと主張した。

彼らは日本の朝鮮学校に対する差別策動が撤回されるまで闘争すると強調した。

この日、福岡朝鮮学院と「朝鮮学校無償化実現福岡連楽協議会」は福岡高等裁判所の判決に対する抗議声明を発表した。
(終わり)