ライター:崔榮黙(メディアトラジ管理者)

(ハングルは韓国語の文字を指す意味で、韓国語の意味ではない。しかし、ハングルは韓国語しかないので韓国語かなと!)
ちょっとややこしい単語、”鮎”について。
幼い時に目の上の姉さんたちの名前で日本風が結構あった。
その中で、鮎禮(チョンレ)、鮎純(チョンスン)、鮎淳(チョンスン)みたいな。
この”鮎(チョン)は”점”と読む。
韓国語の”점”は、幼い時に二つの意味しか知らなかった。
1.ほくろ(。ドットも含めて)
2.占い
と言う意味で。
で、村の姉さん達の名前が”鮎禮”とか”鮎淳”とか言われてもホクロがないし、可笑しいと思った。
だけど、当時はこのホクロを持って人を呼ぶとき(ニックネーム)があったから可笑しいと思っても無理がない。
可笑しいと思った疑問が解けたのは、来日してから15年くらい経った頃である。
鮎の塩焼きが好きだったのでたまに買って食べて、鮎について調べて見たら”鮎”で韓国では”점チョン”と読んだ。
成程、日本では鮎を付けた名前が結構あるから日帝時代の名残であった。その後1965年過ぎ頃には日本風が段々なくなりつつあった。(と勝手に推測する)
この鮎の漢字は、韓国では”ナマズ”の意味である。
だけど、日本の鮎の意味も有するので知ってみればややこしいのである。

ナマズ