世の中は殆どが金で動くと言っても過言ではないと思う。なのでお金と個人の財産は命でありその金と財産を他人から奪われないように守る必要がある。それは個人が賢くなり自ら自分を守るしかない。
下記の内容は、2007年に統一教会を通じて日本から韓国へ渡り生活する中で統一教会の矛盾に気づき、辞めるにも今までの楽しかった思い出があり決意が立たず、しかし、我が子を考えるとその間違いを受け継がせるにもいかんと思い辞めたと言う方の告白である。文章の内容は率直な感情をありのままに表現しており、素晴らしい文章であると思う。

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本イメージは記事とは直接関係無

私は、OO出身のS子といいます。36万双で(1995年合同結婚)、現在韓国に住んでいます。
子どもは、4人です(2007年当時)

日本では89年に伝道され、今に至っていますが、
伝道されて2ヶ月しか経たないうちからもう、両親の
激しい反対にあい、それでも青年部から何とか献身して、
教会生活を送ったりしてましたが、親が心配のあまり、私を拉致監禁しました。
幸い5日間で逃げ出せたのですが、両親との溝は深まるばかりでした。

96年に韓国に来て、ソウルで任地を10ヶ月ほどして97年に家庭を出発しました。
時間が経つに連れて、自分自身が4人の子どもの親になったら
若かったときの気持ちと、親としてどう生きるかといった
ところでいろいろ考えるようになり、神を信じる信仰の世界は捨てられませんが、
文教祖を中心とする統一教会の体制には、いろいろな疑問や
原理に対してもどうしても納得いかない部分が、
でてきたので、それを確かめようと自分なりに努力した結果
今は、教会は夫も一緒に通っておりません。

自分のことだけを考えるならば、統一教会での感動したことや、楽しい思いでもあり
17年通った内容を全部放棄するようになることは、もったいないと思わなくもありませんでした。

しかし、自分の子どもたちまでにも、教え受け継がせなければ
ならない内容なのか?と、とことん考えた末に、自分は、やめないで慣れた教会生活を続けるのは楽であり、
周りからも何も言われませんが、あれだけ熱心に、誰よりもまじめに教会に通った私が
自分の子どもたちのこれからの幸せを考えたときに、間違った、おかしい内容を受け継がせることはできないと
固く固く決意しました。
子供がいなかったら、わたしはやめたりしなかったでしょう。

しかし、親となってみたときに、今まで自分の親にも迷惑を掛
けてきたこと、親はただ子どもの将来を心配しただけであった
こともはっきりわかって、日本の両親とも和解し、
電話やメールでスムーズに付き合えるようになりました。

統一教会に入信したころ、私は幼稚園の先生として仕事をして
いました。なので、こどもたちがとてもかわいく、
今でも子どもたちのために何かしたいと、いつも考えています。

国際結婚した女性の立場として、韓国にいようが日本にいよう
が、子供の教育から、周りの人間関係まで、本当に気の休まる
ときがありませんよね。

心の支えが必要なのは、誰でもそうだと思います。
でも、神がアダムとエバが罪を犯すのを干渉できなかったよう
に、この世にある、病気や戦争や不幸の元を、神が魔法のようにな
くしてしまわないのも現実です….。

信仰とは神に祈って、私が心の平安を得るのであって、
私の不安をあおって、私の精神的、または経済的な力を
奪われるものではないはずです….。

また、お金を通して全てが解決するのも間違った内容だと思い
ます….。
こうして知り合えたのも何かの縁だと思います。
お互いに何か助けになるようなお付き合いができたら、
うれしいことですね。

まずは、自分の心にも体にも無理させたり疲れさせたりしない
ように、気をつけなければならないでしょう…。

私が健康であることが、私が余裕があることが、
子どもの幸せにつながると思うからです….。
本当の幸せのために、何をどうしたらよいのか
考え整理できる時間が持てたら、いいですよね。

それでは大変長くなりました。
読んでいただいてありがとうございました。