以前、どこかで読んだ覚えがあるけど、北朝鮮の内部の情報が正確に伝わらない現実に於いて、内部の変化を知るには報道の仕方の変化を読み取って把握するのも一つの方法だと。
その通りであると感じるのは、最近北朝鮮の現地指導について何回かご紹介したことがあるけど、その時に疑問を抱いたのが何故北朝鮮の最高指導者ではなく内閣総理が現地指導に臨む訳?だった。
今まで北朝鮮に於いての現地指導は金一成か金正日だったし、金正恩になって初めは金正恩だけだったように、これは北朝鮮に於いては最も重要な権力行使なので金一族以外の人が現地指導に努める何かありへんことであろう。

それが外国のメディアや情報当局(特にアメリカ)から漏れてくる情報によると、現在金正恩の権力弱体化は嘘ではなさそう。
だから、内閣総理が現地指導に当たっていると。
ただ、朝鮮中央通信の報道に表現の差はある。
金正恩の場合は現地指導と表現する反面、内閣総理の場合は現地了解と表現してる。
確かな推測になるか分からないけどその金一族の権力弱体化の可能性は排除できない。

朝鮮中央通信が12月9日に金ドックン内閣総理の現地指導様子を伝えている