鄭安基が語る!ラムザイヤー教授の「太平洋戦争期の性サービス契約」という論文を読んで
ライター:鄭安基(経済学博士、韓国近代史研究家)

最近、ハーバード大学のラムザイヤー教授の「太平洋戦争期の性サービス契約」という論文をめぐり様々な意見が飛び交っている。
論文は1930~40年代日本軍慰安婦は当時に日本国内の公娼制が認定する売春婦と大差ない存在だったことを理論と実証のレベルで分析している。 世界的に広く流布された’慰安婦=性奴隷’説に強い異議を提起した論文だ。 ラムザイヤー教授は米国の学界を代表する会社法研究の権威であり、日本学研究の専門家である。 論文は複数のrefereeを経た極めて正常な学術論文だ。
実際、人間は誰を問わず与えられた条件で自分の利益極大化を追求する。 論文はこのような経済学の常識的なアイデアを適用している。 その点で、慰安婦もその例外ではなかった。 ラムザイヤー教授は、朝鮮人慰安婦も日本人慰安婦と同様日本政府が公認した売春婦であり、日本軍に拉致されたり、売春を強要されたいわゆる’性奴隷’はなかったと主張する。 日本軍が朝鮮人女性を’性奴隷’としたという従来の間違ったイメージ、あるいは主張を否定する。 したがって、慰安婦をめぐる性奴隷を云々の誤ったイメージ、あるいは主張は、募集業者により発生したと指摘した。
実際、ラムザイヤー教授が提起する論点は、それほど斬新なものでもない。 すでにかなり前に歴史学者たちが明らかにした事実であり論点だ。 それでもラムザイヤー論文の画期性は、これらの論点と事実を法経済学の理論と方法論を適用して慰安婦性サービス契約の構造的な特質と制度的合理性を分析した点というのだ。 にもかかわらず、国内外の韓国人らは合奏するかのように、ラムザイヤー教授に対する激しい人格的批判と侮辱を止めない。 ラムザイヤー論文に問題があるとすれば,論文を書いて反論すればよい.
はっきり言えるのは、ハーバード大学は、ちっぽけな国で名門私学を自任しながらも「学問の自由」が何なのかさえ知らない高麗(コリョ)大学や延世(ヨンセ)大学とは違うという事実だ。
決してそんなとんでもないデマ、扇動、脅迫にだまされないという事実だ。 卑しくて賤しい脊椎動物の王国よ!本当に恥ずかしくて情けないことだ。

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最近、ハーバード大学のラムザイヤー教授の論文、「太平洋戦争期の性サービス契約」が連日熱い関心を見せている中、韓国では国内だけじゃなく海外にいる人たちも一斉に彼に対して非難の声を上げている。
この現象に鄭安基氏が重い口を開いた。論文に対して非難ばかりではなく論文を書いてきちんと反論しろと。まさしくその通りであろう。
気にいらんからと言って集団で相手を袋叩きするような卑怯な行為は学問の発展に何ら役に立たんのは明白であるからであろう。
確かに、軍部の強い指示に逆らえず行政や募集業者らが従うしかなかった状況下にあったとすれば、どんな手口で騙し集めたか、行政はどんな役割をしたか!また当時の娘を売ったとされる人たちはどんな状況下で売ったのか!もっと研究され全体的に真相が究明されるべきだはないか!
何故それを拒んで研究者達の口だけを封じ込めようとするのか?