昨日の朝飯は、何年振りか、朝マックにしようかと伴侶さんに尋ねたら勿論O.Kのことで、近くのマックに走って朝マックを注文した。飲み物は何にしますかと聞かれてコーラも良いかと思ってコーラを選んだ。帰って来て伴侶さんに見せたらコーラは健康上よくないので飲まないと言われ、一日中頑張って二杯を飲んだ。そう言えば、コカ・コーラの有害性については以前韓国にも広まっていて、これに着目した統一教会系列の(株)一和が麦を原料にしたメッコールを作り出して販売したところ当時大ヒットしたと覚えている。
80年代初期、高校時代に秋の運動会の時に販売されたばかりのメッコールが生徒たちに配られ皆嬉しい笑顔で飲んだのを覚えている。当時、(株)一和の会社は知らなかったけど、後に分かったのはこれを開発したのは統一教会の初期メンバーだった洪性杓(ホン・ソンピョ)社長と言う人だった。この人に対して経歴を調べて見たんだけど出てこないので詳しいことは分からないが、頭がいい人だったと推測されるし、この製品の販売の売れ行きにより統一教会の中でも人気度が高くなったようだ。これに、早稲田大学付属専門学校を出て学歴に非常にコンプレックスを持っていた文鮮明が洪性杓(ホン・ソンピョ)社長に焼きもちを抱きつぶしに走ったという。
因みに、80-90年代に学歴社会である韓国では学歴詐称に社会問題になっていた。幾ら誠実で実力があり、まともな人でも大学を卒業しないと人間扱いされないから必死で大学に行くか、大学を出たと偽りの経歴を出して発覚し社会問題になった時期があったけど、この学歴詐称の元祖は文鮮明をはじめ早稲田大学付属専門学校を出た人たちが戦後韓国に戻り早稲田大学学部を出たと偽ったことだと個人的に思っている。当時は情報不足でバレずに済んだことになるのだが。
話を戻して、
文鮮明の家族はアメリカに滞在していて、この文鮮明の家族に対して内部では”誠の家庭”とし世界が見習うべき家庭の見本だと宣伝していた。当然、実態を知らぬ信者たちは本当だと思い込んで憧れていた。
文鮮明の長男が結婚する歳(実際は長男の暴力に耐えきれず)なり、文鮮明は結婚相手を選んだが、実際文鮮明の家庭の実態を知らぬ信者の中では選ばれたくてし方がなかった女性が多い居たはず、結果選ばれたのは例の(株)一和社長であった洪性杓(ホン・ソンピョ)さんの長女であった洪 蘭淑(ホン・ナンスク)さんだった。
蘭淑さんは皆の憧れの”誠の家庭”に選ばれたからどれほど嬉しかったんだろう。しかし、その嬉しさは長くいかなかった。いざ、アメリカへ渡ってみると文鮮明の長男は麻薬に暴力を振る人だった。子供を産んで我慢して暮らしていたが耐えきれず、結局子供たちを連れて文鮮明の邸宅から逃げ出し、文鮮明の実態を暴く暴露本を出すことになった。
それが、”わが父文鮮明の正体”だった。
この本により文鮮明の実態が明るみになり、日本でも翻訳され出版された。この本により日本でも沢山の信者たちが離れるきっかけになったが、それでも離れない人たちの思考力はどうなっているか、深い疑問に陥る。
統一教会がいう、文鮮明の家庭が”誠の家庭”であり世界が見習うべき家庭であるなら、麻薬に家庭暴力が世界に広まる、、、とんでもない話である。
そういう反社会的宗教団体が日本を統治する与党と深く結びついている現実はどう思っても不思議で可笑しくてしょうがない。
文鮮明が生前自慢げに話したことの中で、自民党の安部派が初めは18人だったのが文のお陰で88人まで伸びだと言っていたという。
長い間、国民の中では統一教会により経済的に被害を受け、我が子が違法行為(霊感商法)に走ることになり、家庭が崩壊し自殺者が出ても何ら制裁がなかったのは、裏にこういう事情があったことをよく分かった。