今般、菅内閣の出発に伴い目玉政策としてデジタル庁新設をし国を挙げて電子政府を目指していくという趣旨に、個人的には何をいまさら?と思いながら20年前の韓国のインターネット状況と来日した当時の日本のインターネット事情を思い出した。
韓国にて働いていた1996年の時は設備製作会社で主に大手会社から受注を受けて設備や機械を製作し納品していて、そこで技術系の仕事をしながら技術営業を兼ねていた。仕事は国内のみで受注していたので不安定なところがあり、個人的に海外へ目を向けて何とか開拓できんかと思っていた。当時は日本からの技術者も多く来ていたし、たまに日本から部品を購買していたので日本向けにインターネットを利用して情報発信が出来ればと思った。でも、インタネットにしても個人的には初期の段階だったのでインターネットを接続することすらそう簡単ではなかった。それで既にインターネットを利用してる友人を訪ねて接続方法を聞いたりした。ちょうどその時取引先の会社からネットを利用した業務処理の為ネット接続が会社を通じて専門会社により繋がるようになった。当時は56Kbpsのモデムがパソコンに装着していて電話回線を利用したISDN方式が主流だった。ネットを利用した取引先との業務利用はできたとしても多くの人はネットを利用する時代ではなかった。そこで個人的にウェブサイトを作り海外へ情報を発信できるようウェブサイト制作参考書や電子メールの使い方などを学んだ。ウェブサイト開設や電子メールは専門家の領域で一般人には浸透されてない時にこんなエピソードがあった。