韓国では1997年のアジア通貨危機の時にインターネットのインフラを持って危機を乗り越えようとして国を挙げて推進してきたのでそのスピードは速かったと言える。そのインフラを基盤にして電子政府を目指しまたビジネスや商売に活用する範囲を広げていった。その差は日本と比べると歴然の差で、日本ではファックスを使う時に韓国ではインターネットを用いてファックスに代替したと聞いていた。その幅広い活用については詳しく知らないがだまに韓国を訪れる時に少しづつ差を感じていたけど、2019年に春と秋に訪問した時は恥ずかしく感じる程付いていけれなくなった自分であった。春は仁川国際空港で入国した。それまでは主に釜山国際空港を利用して入国したけどこの時はソウルへ行くためだったので本当に久々利用したことで、空港は新しく作られたと聞いていたけどその規模は半端ではなかった。入国審査は自ら機械で全てが処理された。初めて経験する入国手続きだったが前の人がやることを真似して無事終えたことで、問題は秋の釜山空港を利用するときだった。用事を終え出国するときに、いつもの時は一時間前になるとカウンターに多くの人がズラリと並んで出国手続きをしていたがこの日はカウンターに人がいなかった。可笑しいなと思った。でも時間だったのでカウンターへ行って手続きを行った。すると職員が曰く、これからは前にある機会を使って手続きをして下さいと!一瞬慌てながら”はい”と答えた。
自分の祖国と言っても離れた期間が長い分、何時までも浦島太郎であろう!